症例_肩こり_50代女性

2025-12-02

肩こりがひどくなったと見えられた50代女性のWさん。
4、5日前から首が動かせなくなったとの事。

元々ひどい肩こり症で悩んでいたのですが、突然寝違いのような感じに
なったと訴えます。

「それでは寝違いではないですか?」と僕が聞くと、「いや、朝は大丈夫だった
ので寝違いではありません。」とWさん。

「午後から少し重いようなだるいような違和感から始まって、徐々にひどく
なっていった感じでした。」と訴えます。

そこで僕は「それは肩こりがひどくなったのではなくて、弛緩性からくる痛み
だと思いますのでやってみましょう。」といって施術に入りました。

10分後。

首を左右に回転させる時にあったひどい痛みは3割ほどまでに軽減しました。

「えーっ!?動きます!」とWさん。
「あんなに痛かったのに動きますわ。」と繰り返しの返答。

ベースとして肩こりが悪さをしていることは間違いはないが、今回の痛みは
弛緩性によるものであることを説明し、3~5回の施術で良くなることを伝えました。

ただ、肩こりは強いものがあるのでそれは弛緩性の痛みが取れた後に良くして
いくことを了承いただき初回は終了としました

実際3回目の時には痛みはほぼほぼなくなりました。
しかし、肩こりの施術は弛緩性の痛みがしっかりと抜けてからとなるので様子見です。

そうして6回目。
弛緩性の痛みは無くなり安定感も出ている様なので肩こりの施術を開始です。

3か月後。

あれほどつらかった肩こりは気にならない程度までに改善。
頭痛も無くなり薬を服用することも無くなりました。

今後は2週間に一度のペースで安定期を作り、その後は月一メンテへと向かう
予定です。

酷い肩こりと思っていても実は違う場合があります。

お気をつけ下さいませませ(笑)