症例_野球肩_10代男性

2025-10-14

肩の痛みで見えられている高校球児のK君。
すでに痛みは取れ、月一メンテで来ています。

そのK君、肩がまた痛くなったと言って来院です。
今までとは違う痛みのようです。

事情を聴くと、通常より早く肩を仕上げたために負担がかかった
との事。

利き腕の左腕が、肩よりあげると痛みが出ます。
痛くなったのが二日前。

病院のレントゲンでは異常がなく、とりあえず一週間様子を見て
痛みが引かないようならMRIで検査しましょうという事です。

そして、みらくるの施術です。

施術後は痛みもなく、肩も上がるようになりました。
更にシャドーピッチングもこなせるように。

全力で投げても痛みがないようです。

「どう?」と僕が聞くと、K君も不思議そうに「いえ、まったく痛くない
です。」と照れ笑いです。

原因は、肩を稼働させる時に正規の軌道を描けなかった事による、
筋への負担と考えられました。

これだけ劇的に改善したのには、いくつかの理由が考えられます。

まず、痛みが出た時にすぐに練習をやめた事。
これにより、健全な筋組織に対する負担がかかりませんでした。

次に、普段の生活の中でも痛みを出さないように配慮していた事。

同じように痛めたところを悪化させず、そして健全な組織への悪影響も
及ぼしませんでした。

そして、月一メンテで当院に来ていた事、です。

これにより、筋バランスが良好で、障害が起きても最小限でとどめられた
のと、来院時でのコミュニケーションの中で、痛めた場合の対処法をしっかりと
認識していて、事態を悪化させなかったからです。

これらが、改善の反応を格段に高めたと考えられます。

「ひやり」としたようですが、とりあえず大丈夫でしょう。